「男性が1年間も育休を取るなんて…」と聞くと、まだまだ珍しいと感じる人も多いかもしれません。
私自身も、実際に1年間の育児休暇を取得したとき、周りからさまざまな声をかけられました。応援してくれる人もいれば、否定的な言葉を投げかけられることも。
この記事では、男性が育休1年を取得したときに周囲から言われたことと、そのとき感じた本音 をまとめてお伝えします。これから育休取得を考えている方や、周囲の反応が気になっている方の参考になれば幸いです。
育休1年を取った男性はまだ少数派?
厚生労働省のデータによると、男性の育児休業取得率は年々増加していますが、それでも長期間(半年~1年以上)の取得者はまだ一部にとどまっています。
そのため「1年も育休を取る男性」というと、職場や友人の間では少し目立つ存在になりがちです。
周りから実際に言われたこと
応援してくれる声
- 「奥さんだけじゃ大変だから、いい選択だと思うよ」
- 「子どもと長い時間を過ごせるなんて羨ましい」
- 「パパが積極的に育児するのは素晴らしい」
このような前向きな言葉をかけてくれる人は、思った以上に多かったです。特に子育て経験のある先輩パパやママからは共感を得やすいと感じました。
驚かれた声
- 「え?1年も休むの?」
- 「そんなに取れるんだ、知らなかった」
- 「復帰したとき大変じゃない?」
驚き半分、興味半分といった反応も多くありました。実際、男性が1年という長期の育休を取得するケースは少ないため、関心を持たれることが多かったです。
否定的な声
- 「男が1年も家にいるなんて必要ある?」
- 「出世に響くんじゃない?」
- 「奥さんに任せればいいのに」
正直、こうした言葉には心が揺らぎました。ですが、実際に育児に向き合ってみると「父親だからこそできること」「母親一人に任せきりにしないこと」の大切さを実感しました。
育休中に感じた本音
- 子どもの成長を間近で見られる喜びは何にも代えがたい
- 夫婦で協力する大切さを実感できた
- キャリアへの不安はゼロではないが、それ以上に得られるものが大きかった
周囲からの言葉に一喜一憂することもありましたが、1年の育休を振り返ると「取ってよかった」という気持ちしかありません。
これから育休を考える男性へのアドバイス
- 周囲の反応は気にしすぎないこと
- 事前に職場としっかり調整すること
- 育休中の時間をどう過ごすかをイメージしておくこと
周りからの声に惑わされず、自分と家族にとってベストな選択をすることが一番大切です。
まとめ
男性が育休を1年取得すると、応援の声もあれば、驚きや批判の声もあります。ですが、最終的に大事なのは「自分と家族にとってどうか」 という点です。
私自身の経験から言えるのは、育休を1年取ったことで「子どもの成長をしっかり見守れたこと」「夫婦の絆が深まったこと」はかけがえのない財産になったということ。
これから育休を検討している男性の方へ――周囲の声よりも、自分の本音と家族の幸せを優先してほしいと思います。
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