「立ち会い出産に参加したいけど、
何をすればいいのかわからない」
「気を失わないか心配」
「出産の流れがイメージできなくて不安」
これからパパになる方の多くが、
こんな疑問や不安を抱えています。
私自身もまったく同じ気持ちでした。
出産は女性が頑張るもの、
立ち会っても何ができるんだろう?と思っていました。
しかし実際に立ち会ってみると、
パパだからこそできることがあり、
何よりも「家族の絆」を感じられる大切な時間になりました。
この記事では、初めて立ち会い出産を経験したパパ目線の体験談をもとに、
流れやサポート方法、不安解消のヒントをまとめます。
1. 立ち会い出産に多いパパの不安とは?
まず、多くのパパが感じる不安を整理してみましょう。
- 出産の流れが分からない
- 陣痛中にどんなサポートをすれば良いか不明
- 自分が取り乱してしまわないか心配
- 「血が苦手で倒れるかもしれない」という恐怖
これらはすべて自然な不安です。
ですが、事前に出産の流れを理解しておくだけで安心感は大きく変わります。

2. 出産の流れを簡単に理解しておこう
一般的な出産の流れは次のとおりです。
- 陣痛が始まる(痛みが規則的になる)
- 入院する(病院で診察後、出産の準備に入る)
- 分娩室へ移動(破水や子宮口の開き具合で判断)
- 出産(赤ちゃん誕生!)
- 産後ケア(母体の処置・赤ちゃんの確認)
私の場合、予定日より1ヵ月も早く出産になり、準備不足で慌てた=のを覚えています。
「初産は遅れる」と思い込んでいると痛い目を見るかもしれません。

3. パパが立ち会いでできるサポート
「立ち会い出産で何をすればいいの?」
僕の場合ですが、以下のようなサポートが役立ちました。
- 声をかける:「頑張ってるよ」「大丈夫だよ」と伝える
- 飲み物を渡す:ママの喉を潤すだけで安心感が増す
- 背中をさする:助産師さんの指示に従いながらサポート
- 時間を記録する:陣痛間隔や赤ちゃん誕生の瞬間を残す
- 医療スタッフの妨げにならないように行動する
「何もできない」と思うより、「そばにいるだけで支えになる」と考えるのが大切です。

4. 実際に体験して感じたこと(体験談)
私たちの場合、2025年4月14日午前2時に妻の入院が決定しました。
妻は里帰り中のため、病院まで片道約3時間。
まだ大丈夫と言われていたので、とりあえず仕事に行きました。
しかし!子宮口の開きが早くなったので、昼前から大雨の中で病院へ向かい、分娩室の前で待機していると、ついに呼ばれる瞬間が。
部屋に入ると、すでに妻の出産はクライマックスに近づいており、約15分で赤ちゃんが誕生しました。
最初に見えたのは赤ちゃんの「髪の毛」。
次に小さな体が現れ、大きな産声を上げた瞬間、胸がいっぱいになりました。
私は妻の手を握りながら「頑張ったね」と何度も伝え、気づけば涙がこぼれていました。

5. 立ち会い出産のメリット
実際に立ち会ってみて感じたメリットをまとめます。
- 夫婦の絆が深まる:命の誕生を共に迎える経験は、他では得られません
- 家事・育児に積極的になれる:出産の大変さを肌で感じると、自然と協力する姿勢が生まれる
- 一生の思い出になる:赤ちゃんの産声や誕生の瞬間は、何度でも思い返したくなる宝物
「出産に立ち会う」という選択は、家族全員にとって大きな意味があると確信しました。
6. まとめ:不安は準備で解消できる
立ち会い出産は不安がつきものです。
しかし、流れを理解し、パパにできることを把握しておけば安心して参加できます。
出産は一生に数回しかない、かけがえのない瞬間です。
ぜひ、勇気を持って立ち会ってみてください。
その経験は、パパとしての第一歩をより強く後押ししてくれるはずです。

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